変わることは進化である

マニュアル外の事象に対しても、臨機応変に楽しめるようにしている。明日の2月18日はマンスリーコンサートVol.2だが、当初予定していた構成から少しばかり変更を余儀なくされた。しかし、この変化は非常に面白いものだったので、予定が崩れた！という悲観的な考えではなく、より充実した内容になった！とポジティブシンキングで英気を養っている。

変化にはどうしてもストレスがつきまとう。ゆえに、僕らは変化というものに大きな嫌悪感を抱き、人生を変え得る可能性を秘めた挑戦から背を向けて、安定した日常を延々と繰り返していくわけだ。タチが悪いのは、自分が夢を裏切っていることを自覚しながら諦める人間がほとんどであることだろう。自ら変化を求めない行為は、トカゲがトカゲ以外の何者でもないことと同義である。要するに、人間だからこそできるはずの能力をいかすことなく、ただそこで生きているモノになってしまっているということだ。

今に集中して生きることと、なんとなく今を生きることとでは大きな違いがある。僕らは心を閉ざした瞬間、不思議なことに一気に老化が加速してていく。実年齢が若かったとしても、人は情熱を失ったときに初めて若さを失い、思考停止状態へと追いやられてしまうのだ。人は成熟したりんごではなく、いつまでも酸っぱさの残る青リンゴの精神であるべきだと、サミュエル・ウルマンの詩は有名だ。若さとは情熱を燃やすことであり、情熱を燃やすにはとにかく楽しんで生きるしかない。変化は辛いものではなく、人生を眩しいくらいに輝かせる一大イベントなのだと、変化に対する考え方を改めた方がいいだろう。

いくら環境が変わったって、いくら友人関係が変わったって、いくら価値観が変わったって、結局のところ、あなたはあなたで僕は僕でしかないのだ。変化とは自分を失うことではなく、自分自身を進化させるために必要な増強剤である。拒むことは生きることを否定しているに等しい。そんな勿体無いことはやめて、憧れのヒーローに変身するが如く、活気あふれる未来を描いていこうではないか。

まずはじめの一歩として、明日のマンスリーコンサートVol.2に来てみることをおすすめする。楽しいよ。

それでは、また。