筆者の思想

「好き」を手放さないために

「やっぱり〇〇が好きだったんだ」と思ったことはないだろうか?人であろうと物であろうと、僕は、この「好きだったんだ」という感情を抱いた存在こそが、本当に大切にするべき幸せの本質だと思っている。

僕を例えて言えば、その本質は「歌」となる。約一年半ほど歌手活動を休止して、いざ戻ってきた時に「やっぱり歌が好きだったんだ」と思えたからだ。歌というアイデンティティがいつまでも心の中から執拗に離れなかったのは、きっと内なる自分が手放したくないと思っていたからだろう。結果的に、もう一度歌手としての活動を再開してメジャーデビューまで決定したのだから、やはり幸せを手にするためには本質に帰結する事が最重要課題なのだと実感した次第だ。だがこれも、休止期間を設けていなければ手に入らなかった答えの一つである。

好きなことで生きようとすると、必ず苦しい局面が押し寄せてくる。好きなことなのだから、苦しいことなんてあるわけがないと思いがちだが、その苦しさは僕らに信念という二文字の概念を刻み込んでくれる神様からの贈り物だ。ここで逃げる行為は、自分の夢を裏切ることに他ならない。好きなもの、理想的な生活は、いつだって僕らの味方である。差し出された手を拒み続けるのは、常に自分自身なのだ。

僕は、有言実行とは程遠い人生を歩んできた。その都度、多くの人や夢を裏切って、信頼を失ってきてしまった。僕こそ、好きだったはずのものを拒んでしまった愚かな人間の一人なのだ。

自分がいかに低次元で、器の小さな人間であるかを身に染みて学んだ2年間。2024年になり、今はそんな教訓を生かした生き方を模索・実践している最中だ。環境の選び方や思考力が足りない粗のある計画性で機会損失はあったかもしれないが、かつては順風満帆で誇りに満ちた心で活動を継続していた。もう一度、誇りに満ちていた心に立ち返り、これまでに得た教訓で穴埋めをしながら這い上がっていくことを理念として、今日もまたできる事を徹底的にチャレンジしている。

「やっぱり歌が好きだったんだ」という感情を後悔にせず、続けていたからこその「やっぱり歌が好きだったんだ」に変えていくため、僕やあなたは、自身の中に常に持ち続けている幸せの本質を、心の瞳で見ていかなければならないだろう。

苦しい時ほど、すぐに手に入る幸福に手を伸ばしてしまうのが人間だ。だが、すぐに手に入るものにこそ罠が多く潜んでいる。だからこう考えてはどうだろう。「好きなことで苦しめているという事は、それだけ夢に近づいている」のだと。

一緒に、がんばって生きましょう。

それでは、また。

2月18日「MAGUMAマンスリーコンサート Vol.2」

場所:yomihana~宿花~
神戸市中央区加納町4-7-26藤嶋ビルB1

時間:開場 17:30 開演 18:00
料金:3500円(1ドリンク代込み)

限定20名様まで。

※コンサート後も宿花でご飲食可能です。
※食べ物のみ持ち込みOK。

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