マニュアル通りの生き方

占いの捉え方は千差万別だ。僕は比較的、統計学を駆使した占いは信用するタイプなのだが、中でもゲッターズ飯田さんの五星三心占いは目を見張るものがある。総合運から1日単位で運気の上がるその日の行動を示してくれる本は、毎年多くの読者を魅了しているようだ。それだけ、今や未来に不安を抱いている人間が多いということだろう。

さて、本記事で僕が言いたいことは、占いに心酔することでも、すべてを鵜呑みにすることをお勧めするわけではない。あくまでも、占いによる情報は瞬間瞬間の生き方と向き合うために応用するためのものであること伝えたく、急ぎ執筆に努めている次第である。

統計学をもとにした行動指標は、もちろん、本当にそのままの事象が起こるとは限らず、外れることだって大いにある。これは僕の感想になるが、占いは生涯を生き抜く上での参考資料として利用することが一番上手な使い道だろう。ある程度の予測が記されてさえいれば、僕らはその日のありとあらゆる出来事に対して”覚悟”をして生きることができる。その通りのことが起これば対応できるし、外れたとしても安堵するだけだから特に手痛いダメージを受けることはない。

覚悟ができるということは、何が起こっても緊張に飲まれることなく、ゆとりを持ってその日を生きることができるのだ。

マニュアルがあれば安心も一緒に購入することができるが、あいにく占いは、信じるだけでは夢は叶わない。具体的な行動を持って初めて何かしらの成果を上げるものである。向上心を上げる手伝いだってしてくれるのだから、それぞれの占いの結果をできる限りポジティブに解釈して、自身の生活に活かしていくことを強くお勧めする。

たまには、占い通りに行動してみることも悪くはないだろう。

それでは、また。