筆者の思想

杜撰 - ずさん -

ずさんが杜撰という漢字になるとは知らなかった。賢く意味を伝えれば、誤りが多い著作。典拠が正確でないことを指す。もっと噛み砕いて言えば、手抜きなところ、いい加減なところが多いことを指す言葉である。

発送や梱包がずさんな僕は、なかなか綺麗に外見を整えることができない。誤解しないでいただきたいのは、その気がないのではなく、その気があっても技術が行き届かないところだ。手を抜こうとして抜いているわけではなく、なぜか、結果的に手を抜いているようになってしまうのである。

人間、想いだけではどうにもならないことは山ほどある。できないことを正当化するわけではないが、今こうしてずさんという言葉について執筆しているのは、まさに梱包作業のために購入した段ボールのサイズが、発送するフライヤーのサイズに合わなかったことに憤りを感じているからだ。

もちろん、この怒りの対象は誰でも物でもなく、僕自身である。サイズは合っていたはずなのに、なぜ余裕がなくピッチピチなのだと、予測して購入できなかった自分を恥じているのだ。

慣れればどうってことのない作業なのかもしれない。だが、実際に慣れるほど何回も梱包や発送を繰り返す仕事などいっさいやったことがないため、いつまで経ってもこの技術は僕の身体に記憶されることはなく、同じ間違いを何度も何度も繰り返している。

比較的、時間にゆとりのあった本日は、朝から今まで梱包に必要な素材やら、各所への連絡やらで我ながら順調に事が進んでいると思っていた。しかし、最後の最後でサイズミスが発覚し、まもなく箱の買い直しの旅路へ赴くこととなってしまった。今日のブログ記事はもう少し掘り下げた内容を執筆しようと考えていたが、どうにもそんな時間は確保できそうにないため、この通り自分のずさんなところを偉そうにまとめて書いている次第である。

ある研究では、地頭の悪さは既に決められているものであって、飛躍的なレベルアップは望めないという結果もあったりするらしい。ビリギャルやドラゴン桜の生徒たちが成長を遂げていくのは、彼ら彼女らが元々地頭がよかっただけのことだと言う。こんな情報を知ってしまうと、僕はこれ以上、マメになることは不可能なのではないかと不安になる。これでは本当の意味で社会不適合者のレッテルを貼られてしまうではないか。

だからと言って、怠けても良い理由にはならない。なので、一人でやるしかない現状にいるうちは、僕が自らやり切るしかないのである。雇えるような財力を持ったら、器用なスタッフがほしい今日この頃だ。

では、もう少し余裕のあるダンボールを買いに行くとする。次こそは、イージーミスを犯さないよう細心の注意を払うとしよう。読者の皆様も、是非、祈っていてくれ。

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