退屈は人を殺す。
思考を巡らせるためにはある程度の時間は必要だと思う。しかし、それは決して”退屈”な時間ではなく、意図的に作られた時間だ。端的に言えば、癒しの時間。リラックスタイムということになる。アイデアが浮かぶときは、ほとんどがこのリラックスタイムの時に当てはまっている。湯船に浸かっている時。自然の中を散歩している時。景色を眺めている時などだ。
しかし、意図せず退屈な時間を与えられてしまうとどうなるか。最初に述べた通り、脳みそは次第に死に絶えていくだろう。
コツコツ黙々作業のような、体が覚えてしまった作業を延々と繰り返している時に、この退屈さが心身ともに腐らせてゆく感覚に襲われる。ある程度の集中力さえ供給していれば、作業は滞ることなく続けられるが、その間、思考を完全に作業から切り離すことはできないからだ。こういった誰にでもでき、機械になるように命じられた仕事は退屈さを生み出し、アイデアの発掘には向いていないのだ。
働く必要のないほど富を築いた人物でさえ、第一線から退いてもなお、新たなビジネスを展開し挑戦を続けている。彼ら彼女らは、きっと退屈の恐ろしさを理解しているのだろう。物も人も、機能を使い続けなければ衰えるばかりだ。常に回転させることにより、人生を充実したものとして稼働させ続けられる。これこそが、真の幸福へとつながる糸口なのかもしれない。
それでは、また。
12月17日「MAGUMAバースデー&トークコンサート~35年目の僕から~」in yomihana〜宿花〜
場所:yomihana~宿花~
神戸市中央区加納町4-7-26藤嶋ビルB1時間:開場 17:30 開演 18:00
料金:3500円(1ドリンク代込み)
入場者特典:MAGUMAの歌謡曲カバーCD無料配布限定20様まで
※コンサート後も宿花でご飲食可能です。
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コンサート詳細
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