筆者の思想

AIと僕らの生き方

ブログのアイコンで使用している画像は、実は生成AIを利用して出来上がったものだ。現在、ホームページに公開している僕のアーティスト写真とプロンプトをもとにAIが独自で作り上げたAIアートである。まったくの別人になっているが、素直に「面白い」と感じたので、本日の記事に上げさせていただいた。

AIは人類を滅ぼすのか。AIは人間の仕事を奪うのか。新時代へと移行する分岐点に立っている僕らは、最新のテクノロジーに対して希望と危惧の念を抱いている。僕の考えとしては正直どちらでもよくて、ただこの瞬間を生き、幸せに過ごすことができれば御の字だと思っている。むしろ、AIに対しては好意的な感覚で接している次第だ。

人間同士であっても、互いのメリットを利用しあって社会を構成しているし、その相手が人工知能に変わるというだけで、別段何も問題はない。chatGPTを使えば調べ物が格段に楽になるし、今回のように画像生成AIによるアートが使えれば、Youtubeやブログのサムネイルに頭を抱える必要もなくなる。時間の無さを嘆く傾向が強い現代人においては、AIを利用することでパフォーマンスを上げることは効率が良い。あのSoftBankの孫正義さんも「chatGPTなどを知らない人間は、電気を知らないことと同義だ」と叱責していたほどだ。

僕ら人間は、なぜAIに対して恐怖感を抱くのか。AIによる襲撃を描いたSF作品の影響もかなり強いと思われるが、それよりも人間特有の性質が効いているからだと思っている。そう、僕らは未知の存在が怖いのだ。

知らないからこそ警戒するし、知らないからこそ知ろうとしない。触れてみれば便利さに気づき、やがて多用することになるのは目に見えているが、初手は必ず躊躇する人間が多い。iPhoneですら、最初はほとんどの人間が「持たない」ようにしていたが、今では誰もがスマホ脳と呼ばれるほどiPhoneに釘付けになってしまっている。結局、人間は時間をかけて時代に適応していく生き物なのだ。

もうまもなく、僕の職業である歌手や作家の仕事も、AIだけで成立するようになるだろう。だが、恐れてはいない。人検索の時代と呼ばれているように、選ぶのは誰が書いた作品か、誰が歌っている作品かが肝になってくる。それはAIにおいても同じだと思っているし、最終的に僕の歌が聴きたいと思ってくれた人は、AIではなく僕を選んでくれるからだ。AIに対する唯一の懸念事項があるとしたら、ディープフェイクと言われる、なりすましAIによる弊害が起こり始めたことだろう。

そんなわけで、もうしばし、AIとの共存に向けて邁進してみようと思う。生成AIもなかなかに面白いので、あなたもぜひお試しあれ。

それでは、また。

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