理解はしなくてもいい。大切なのは、そういう世界もあるということを受け入れることだ。ここ数年、自分の世界と他人の世界を明確に分岐し、共存することについてよく考えてきた。その中で、「他人のことは国だと思え」という思想に至り、自分という国にはない文化や法律は、決して異国民が帰ることは許されないことだと再確認できた次第である。
心理学においても、他人が背負っている課題には介入してはならないという教えがある。たとえそれが家族であろうとも、その課題を解決しなければならないのは本人であり、自分が入り込んで背負う必要はない。自分の課題だけでも精一杯なのに、他の人の荷物まで背負ってどうするという分かりやすい教えである。
人の考えに対する向き合い方も、この心理学と「他人=国」という認識で捉えれば、もう少し楽観的になれると思っているし、現に、僕自身はやたらと人に対して悩むことはなくなった。良く言えば潔く、悪く言えばドライな人間として生きているわけだが、ビジネスライクな付き合いは過度に他人の人生に加担せずに済むため、その分問題も起こりにくい。そもそもにおいて、自分自身の追い求めている理想がそこにない限り、わざわざ嵐の中に首を突っ込んでいく必要性もないのだ。ただの無謀を優しさと同一視することは非常に危険なことだと知った方がいいだろう。
僕もこの歌手や作家、映画監督、役者としてフリーで活動をしていると、いろいろな意見を言われることがある。その意見に対してめくじらを立てるわけではないのだが、やはりその中には、僕自身の理念に反する意見も多い。その場合、相手の善意にのみ意識を向け、ただただ感謝の気持ちでたたずみ、他国の文化と風習を学んでいる時間として過ごすようにしている。相手が戦争を仕掛けてこない限り、こちらから牙を向く必要もない。反対に、相手を変える行為は、他国に土足で入り込み、法律を変えることと同義だと思うようにしなければ、対人関係に亀裂を起こしかねないと覚えておこう。
挑戦すれば、必ず反対の意見も出てくる。その時に戦争をするのか。はたまた割り切って言い分を聞くのか。僕なら後者を選び、異国との交友関係を築きながら、良き文化と風習のみ受け入れるよう努めるだろう。
世界平和こそ、僕が理想とする創作活動の目標なのだから。
それでは、また。
4月21日「MAGUMAマンスリーコンサート Vol.4」
場所:Hiz'BAR
神戸市中央区下山手通1-5-4
コンベックススクエア704
時間:開場 17:30 開演 18:00
料金:3500円(1ドリンク代込み)
限定15名様まで。
※コンサート後もご飲食可能です。
※食べ物のみ持ち込みOK。
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