日誌

普通の人間になろう

この世の中には

頭のおかしい人間しかいない。

今風に言えば

頭のおかしい人間しか勝たん(死語?)

普通はこうだろ

普通はこうする

僕も含め、人は会話の中で

「普通は」を多用している。

言う側は正々堂々を貫いているが

不思議なもので、言われる側となると話は別だ。

「普通ってなんやねん」

と、こう感じるのが普通だろう。

いやいや、だから普通ってなんやねん。

これに応えられる人間はそういない。

それでも、人は普通になろうと努力をする。

何故ならば、普通にならないと怒られるからだ。

普通になれば褒められる。

褒められたくて普通になる。

そして普通が増えていく。

みんなが普通になっていく。

普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通普通

ゲシュタルトの崩壊は免れない。

普通とは、この星そのものが定義したものか?

それとも神々が決めたことなのか?

いや、決めたのは人間である。

普通とは、一人ひとりの中で違った花を芽吹かせ、違った形となって成熟している。

つまり、僕の普通とあなたの普通は違うのだ。

あなたの普通を他人に強要すれば

それは他人の人生の責任を背負うということだ。

僕たちは、それを普通にやっているのだ。

普通という名の旗を掲げて

他人の人生に介入しているに過ぎない。

互いを理解し合えないのは

互いの普通が違うものだからだ。

普通に支配される人間たち。

その光景は異常でありつつも

最早、普通となっている。

今日も普通の名の下に

喜びや怒り、悲しみを分かち合い

平和・戦争を繰り返していく。

そして学び、また普通となる。

一つの普通が壊れると

またもう一つの普通が築かれる。

そこにある常識は、いったい誰の常識か。

そう考えるのか普通である。

-日誌