ある青年の恋愛に

恋にときめく若い青年の話を聞いた。出会ったばかりの女性はとても可愛らしく、いつも電話で話すと夜遅くまで続いてしまうほどだそうな。しかし、青年はその恋を成就させることに少しばかり抵抗感を抱いていた。なぜなら、その青年は自身の確固たるルーティンを持っていて、恋によってそのルーティンが崩壊することを恐れていたからだ。

僕は、バランスをとりながら続ければいいと助言をしてみたが、どうやら彼にとっては、そういった時間術を身につけることが非常に困難なことらしい。無理なことを強要する気もないのでそこは受け入れるしかなかったのだが、僕はその青年が恋をするという一大イベントを、ひとつプライドだけで無駄にするのはいささか勿体無いと感じた。そして、まずは一度、お付き合いしてみてはどうかとアドバイスしたところで、その青年との会話を終えたのだ。

その中で、青年の参考になればと思い、自分の経験則から学んだことを僕は話してみた。「好きな人に「○○はやめて」と言われても、怒りではなく「この人のためならやめられる」と本気で思える相手なら交際してもいいんじゃない？」と。

ちなみに、好きな人のためならば理不尽な拒絶も受け入れろという意味ではなく、ほんの些細な「それはやめて」に対して抱く感情のことである。例えば「タバコをやめて」「お酒をやめて」といったような、やめたところで自分の価値が下がらないような物事が対象となる。

その人を生涯かけて幸せにしたいのか。添い遂げたいのかを、付き合う段階で慎重に分析しなければ、ただの遊びで終わってしまう可能性が非常に高い。いっときの気の迷いで泥沼にハマるパターンはよく聞く話だし、意外と身近にたくさん起こっている。僕は、なぜわざわざ不幸になる選択ばかりをするのか疑問を抱いてきたが、ほとんどの人間は、異性と付き合う上で「本当に愛せる人かどうか」を判断できていないままで体の関係を持ってしまったり、勢いで付き合ってしまっているのだと分かった。

買い物で衝動買いするのとは訳が違う。なぜなら相手は人間だからだ。

恨みもするし、もっと怖いことを言えば何らかの報復を実行するものもいる。いい加減な恋愛をしてしまうと、それ相応のリスクは付きものとなるため、本当に愛を誓える人を探し、誠心誠意、パートナーに尽くしていく心構えがなければ難しいのではないか。なんて、小難しいことばかり言っていては楽しい恋もできないなと思いつつ、その青年がちゃんと幸せな恋愛ができることを願い、冒頭で話したように、まずは一度お付き合いしてみてはどうか？と進めた次第である。

僕は恋愛のエキスパートではないが、知人の幸福のためなら出来得る限り知識を持って貢献したいと思う。青年の恋に花が咲くことを、どうかあなたも願っていてほしい。

今日はいつにも増してようわからん記事になった。まあ、たまにはいいか。

それでは、また。

7月8日午前10:00~ メジャーデビューシングルのクラウドファンディングを開始

メジャーデビューシングル「ふたりの神戸 / KOBITO」を発売日から一斉提供するため、7月8日午前10:00~よりCAMPFIREクラウドファンディングにて皆様からのご支援を承ります。MAGUMAがメジャーアーティストとして羽ばたくための会心の一撃を、どうか一緒に放ってください。何卒、よろしくお願い申し上げます。下記にてプロジェクトページを限定公開中です。ページ右上の支援者数の下にある「お気に入り登録」を押して、公開の通知を受け取りスタートダッシュのお手伝いをお願い致します。

7月8日午前10:00~
MAGUMAの新しい戦いが幕を開ける！

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