片付けの専門家から、掃除の秘訣について伺ったときに「はっ」とさせられることがあったので執筆。
至極当たり前のことだったのだけれど、片付けを始める上で一番最初にやってはいけないことを聞いたところ、それは「収納道具を買わないこと」だった。
人は置く場所やしまえる場所があると、考えなしにいらないものをその場その場に置いてけぼりにしてしまう。だからまずは、徹底的にいらないものを取捨選択して断捨離をしていくことが大切だそうな。
この話を聞いて、僕は自分の芸能活動に置き換えて考えてみる。
「お金がないと○○できない」
なんて言葉をよく耳にするし、僕も何度かそういう発言をしてしまった場面もあった。
でも、重要なのはそこに思考を巡らせることではなく、「お金がなくてもできることは何か?」を考え抜くことだと思った。
収納がないから部屋が片付かないのではなく、収納を使わなければならないほど物で溢れている現状が問題であることに気づくべきだということ。まずは課題の本質に気が付かないと、その先のより良い未来を切り拓けない。これって、音楽活動でも共通する考え方だと感じる。
昨今は、アプリさえあればLive配信はいくらでもできるし、楽器ができれば音楽も作れるし、もちろん、歌はただで歌えるわけだし、発表の場なんて意外とたくさんあったりする。一番大切なのは、「それをどう発表(アウトプット)していくか」を思考することであって、できない理由をわざわざ探すことではない。
お金がないのなら、唯一リソースを避けるのは「時間」だけ。だったら、時間をかけて創作をしたり、どうアウトプットしていくかの質に神経を使っていくことに注力したいところ。
第一線を駆け抜けている人たちですら、時間をかけて創作を続けている。だからこそ、僕らも負けないくらい時間をかけるべきなのかもしれない。
なんつって。みんなはどう思う?
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