筆者の思想

出し惜しみは時間の浪費

アーティストである僕らに与えられる時間は、その時々の知名度、影響力によって個人差がついてくる。僕なんかで言えば、恥ずかしながら限りなく少ない時間を駆使して広報活動を行わなければならない。無名のアーティストが長文で想いを語ったところで、読んでくれる人はほとんどいないだろう。そのアーティストに与えられた時間はほんの僅かだからだ。大いなる力をつけていく行為は、許される時間を確保していく行為に等しい。

クラウドファンディングの概要欄でさえも、「つまり、何をしてほしいのか」という結論を書くまでに長々と情熱を語っている余裕はない。僕らには、そんな時間は与えられていないからだ。早々に僕らがやらなければならないのは、出せる必殺技はすぐに出してしまうこと。つまり、出し惜しみをしないことが重要となる。

石橋を叩いてから渡る人間は多い。地盤を固めるのも大切な工程だが、果たしてその石橋が完成するのはいつなのだろうか?歌手でいえば、いつまで経っても歌を歌うことなく、他人が歌い続けているのを延々と聴いているのと同じことで、本当に売り込むべき自分の声を聴かれることなくタイムリミットとなる。この場合、その歌手がやらなければならなかったのは「誰よりも早く歌うこと」。つまり、必殺技を出すことで、人の必殺技を見ている余裕など一ミリもないのだ。

必殺技を出し惜しむ時間は、ある程度の影響力を持ったときに初めて与えられるものだ。何者でもないうちは、短時間で自分の価値を理解してもらわなければならない。失った時間は取り戻すことができないし、次に再び同じ環境に身を置くことも叶わないからである。僕らの過ごす日々は、瞬間瞬間で目まぐるしく過ぎ去ってゆき、人も流れるように移ろいでゆく。空気を掴むことができないように、時間という概念も掴みどころがない。だからこそ、刹那を全力で生きることが、時間と友好関係を築くための打開策となるのだ。

出し惜しみをする理由の多くは、プライドが邪魔をしているからだと思っている。僕が思うに、打てる球をあえて打たない自分がかっこいいと思っているか、打つ度胸がないことを済ました顔で隠そうとしているのかのどちらかだ。お察しの通り、それらの行動は時間の浪費にしかならず、自分自身を粗末に扱っているだけである。知ってもらいたいのなら、全力でぶつかっていかなければならない。何者でもない僕らに、残されている時間はないのだから。

さもなくば、いつの間にか精神が錆びつき、後悔と自責の念に苛まれる銅像と化すだろう。少なくとも、僕はそんな末路を辿りたくない。そう思った今日この頃。

それでは、また。

3月24日「MAGUMAマンスリーコンサート Vol.3」

場所:yomihana~宿花~
神戸市中央区加納町4-7-26藤嶋ビルB1

時間:開場 17:30 開演 18:00
料金:3500円(1ドリンク代込み)

限定20名様まで。

※コンサート後も宿花でご飲食可能です。
※食べ物のみ持ち込みOK。

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