日誌

朗読劇 泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」を観た

泉ピン子さんと村田雄浩さんの朗読劇

「すぐ死ぬんだから」を観てきた

 

内館牧子さんの小説「すぐ死ぬんだから」を

朗読劇化した本作だが

お二人の人間力が最大限に発揮された

格別な人情劇を体感することができた

 

劇中の随所に

「どうせすぐ死ぬんだから」

と連呼する主人公

 

そこには、生きている間にしかできないことやり

成りたい自分で在りたいと願う魂の叫びがあった

 

死にたくなる気持ち

生きたくなる気持ち

 

作品の中で、この二つが密にブレンドされていて

その味の変化が、個人的に非常に面白かったポイントである

 

物語は一人の死をきっかけに

急激に加速していくのだが

この怒涛の展開の生々しさが

ここまでユーモラスになるのかと驚いた

 

実際、このような出来事が現実に起きれば

笑い事では済まされないし、笑っている余裕もないだろう

だが僕は「人の不幸は蜜の味がする」という言葉を思い出す

 

人は、他人の不幸は喜劇に見える傾向があるのかもしれない

 

これはお芝居、朗読劇だが

それに限った話ではないと感じた次第である

 

しかし、明日は我が身

この気づきは、そっと胸の内にしまっておこうと思う

 

話は変わるが、この朗読劇に刺激を受けたのは

もちろん、泉ピン子さんと村田雄浩さんの実力に他ならない

 

箕面市立文化芸能劇場全体に広がるエネルギーは

いったいどこから湧き出ているのか

俳優・女優、ここに在りと

只々、圧巻の一言に尽きる演技だった

 

朗読劇 泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」は

8月からスタートして11月までで

今もツアー公演 真っ只中である

 

興味のある方は

是非とも観に行ってほしい

 

朗読劇 泉ピン子の「すぐ死ぬんだから」

 

ちなみに村田雄浩さんには、現在撮影中の映画

「THE HIMIKO LEGEND OF YAMATAIKOKU」に

ご出演いただいている

 

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まさか自身が脚本・共同監督 H.A.Pとして

村田雄浩さんに演じていただく日が来るとは

思ってもみなかった

 

この出会いは宝である

 

いつまでも大切にすると共に

やはりこの「THE HIMIKO」を完成させ

多くの方の目にとまるようやり抜き

朗読劇で感じたような刺激を

同じように観客に発信することを忘れてはならない

 

日々、感謝感謝の毎日である

 

「どうせ死ぬのなら」

成すべきことを成し遂げ

適度に死を恐れながら、思う存分

生に執着してやろうと思う

 

生きる力を持って

僕もうちなる人間力をあげて参る

 

そう、どうせいつかは死ぬんだから

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