詩「未来の舵」

年の暮れが近くなるほど

軌跡をふりかえり確かめる

一歩前から何千歩前まで

この歩みが正しかったのかどうか

内なる自分と問答する

しかし

遡れば遡るほど

意識は深海へと引きずり込まれてしまう

一度入ってしまえば

再び這い上がるまでに時間がかかるもの

良い行いも悪い行いも

認めることは大事だが

最も大切なのは前へ進むことだ

何が潜んでいるかもわからない暗闇を覗くより

太陽に目を向ける方がよっぽど良いではないか

「今 ここに在る」

この幸せを噛み締めないのは勿体ない

変えられない過去を嘆く時間を

変えられる未来の舵を

握ることにあてるのだ

多少の時間はかかるだろう

だが大いにやる価値はある

世界はこの手の中にある

世界は君のためにある

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