詩「呼吸」

はっ すー はっ すー はっすー はっすー はっ すー リズミカルに吐き リズミカルに吸えば 横隔膜が引っ張られることもない はっ すー はっ すー はっすー はっすー はっ すー 痛みなく得られる力はなけれども 如何に …

詩「中心」

木々を薙ぎ倒すほどの 強烈な心のブレを感じ 何度も何度もその刃を 懐にしまおうとふんばり続けてきた 我が身を案じるどころか マゾヒストのように痛ぶり続ける毎日 あたりおかまいなしに暴れ回る様相は さながら台風のようである …

詩「偽物」

覗けばみんなが笑う 中には例外もいるが 大抵の場合はみんな笑う ここにいた証を残すことに 躍起になって笑っている 待ち受けているものが無であるならば そんな爪痕はなんの肥やしにもならない むしろ無を恐れるからこそ 「ここ …