日誌

今に在る

過去や未来は存在しない

 

唯一、僕らが観測できる現実は

今、この瞬間に感じていることのみだ

 

人の悩みのほとんどは

対人関係によるストレスだが

同時に、目の前で起こっていないことが

大半をしめるらしい

 

それは、待ち受けている未来への不安

過去の失態による後悔

 

そういった人間のイマジネーション能力が

在りもしない現象を鮮明に演出させて

一人ひとりの心に第二の矢を放つのだ

 

過去は過去

未来は未来

 

大切なのは、今ここに在る、自分自身なのだ

 

そういった意味では

今に生きている人間はどれくらいいるのだろうか

 

エゴイスティックな思考は

意識のまた別の次元にある

我々とはまた違った存在である

 

人類はそのエゴに支配されることで

戦争や犯罪、大小あらゆる問題を引き起こし

自問自答、葛藤、そして命のリタイアを繰り返している

 

支配されないためには

今に在る他に方法はない

 

僕らはエゴを認識することで

意識の根底にある自分を保つことができる

深淵の底から虎視眈々と狙ってくるエゴを

逆にこちら側から睨み返してやるのだ

 

お前をわかっているぞ

 

と、エゴを認めることによって

自分はそれとは違う存在であり

意識として冷静に生きることができる

 

あらゆる野望・夢が点在する世界

しかしその実態は、エゴで構成されている

 

人はある境地に達すると

そんなものは何も意味を成さないことを悟り

あらゆる物・金銭・名誉・名声に関心がなくなる

 

しかし皮肉なことに

ここはエゴによって生まれたものを利用しなければ

生きていくことが許されない世界である

 

だから僕らは、エゴに囚われないように

今に在るしかないのだろう

 

郷に入れば郷に従え

 

この地球に配属された以上

僕らは人間としての役割を把握し

その使命を果たすことでしか

生き残る方法はないのかもしれない

 

そして僕はまた

こんなことを考えていても仕方がないと我に帰り

また人としての心を維持するため

今に在り続けるのだ

-日誌