筆者の活動

聖地巡礼”卑弥呼が眠る墓”「箸墓古墳」へ行ってきた

映画「THE HIMIKO LEGEND OF YAMATAIKOKU」PR企画も5弾目となる。映画のことはもちろん、卑弥呼や日本の古代史。そして奈良のことにも興味を持ってもらえたら幸いだ。

今回は卑弥呼と言えばの代名詞でもある「箸墓古墳」へと行ってきた。現在は、孝霊天皇の娘である倭迹々日百襲姫(ヤマトトトヒモモソヒメ)が眠る大市墓として宮内庁が管理している。今作は卑弥呼・天照大神説を題材として扱っているが、倭迹々日百襲姫も卑弥呼なのではないか?という説もある。この辺りの話は専門家たちの間でも難航を極めているので割愛させてもらうとしよう。

非常にセンシティブなエリアなため、撮影当時は宮内庁への申請など含め、神経をすり減らしたことを覚えている。何せ映画制作などまともにやったことのない状態だったため、少しでも間違えると大問題となるからだ。

ここは奈良を代表する三輪山の神大物主様と、倭迹々日百襲姫の恋の物語が紡がれている場所でもある。神と人間の恋愛模様と聞けばとても神聖な雰囲気を感じるが、実際に記紀で語られているのは悲劇の結末だ。

大物主の妻となった倭迹々日百襲姫は、決して見てはならぬと念を押されたにも関わらず夫・大物主の正体「蛇」の姿を見てしまう。それにお怒りになった大物主は三輪山へと姿を消し、倭迹々日百襲姫はショックのあまり、陰部に箸を刺して他界するという話だ。それが今回訪れた聖地「箸墓古墳」と名付けられた由来となっている。

転んでたまたま箸があり刺さってしまった等々。諸説ある中でも一番知れ渡っているエピソードが上述した内容である。しかし、なぜ箸なのかはいまだに謎だし、決して見てはならないものを見てしうまうという昔話・神話あるあるも王道を極めているのも面白いところ。これらの言い伝えは、人間の卑しい部分を表現したかっただけなのかもしれない。実際のモデルとなった実話も気になるが、残念ながら遡ることにも限界があるだろうから諦めるしかない。

本動画は細部まで映すことはできなかったが、現場に行けば壮観な佇まいに感動を覚えることだろう。是非とも、奈良へ観光に行った際は「箸墓古墳」に立ち寄って欲しい。目の前に答えがあるにも関わらず、手が出せないのはもどかしいが、いつか解明される日が来ることを心から願い、想像を膨らませて浪漫を楽しもう。

映画「THE HIMIKO LEGEND OF YAMATAIKOKU」の上映に向けて、THE HIMIKOチャンネルも毎週土曜日20:00に更新を行っている。少しでも興味を持ってもらえるよう、魅力を詰め込んで発信していく予定だ。

チャンネル登録、グッドボタン、高評価、コメントもどうぞよろしく。

卑弥呼の映画が「日本神話」と「邪馬台国畿内説」を軸に奈良を舞台に誕生!2023年12月。空白の歴史浪漫ファンタジーが日本から解き放たれる。

映画『THE HIMIKO LEGEND OF YAMATAIKOKU』

【Story】 やりたいことがわからない普通の大学生「神宮司 日向子(じんぐうじ ひなこ)」は、進路と卒業論文が決まらず頭を抱えていた。幼馴染の「吉岡 刃(よしおか じん)」の提案により、幼い頃から見続けている「卑弥呼の夢」を論文にテーマに決めた日向子。教授「天野 照一(あまの しょういち)」協力のもと、日本史最大の謎「卑弥呼と邪馬台国」について研究に取り組むことになる。「この闇深い空白の歴史を、俺と一緒に探求する勇気はあるか?」現実世界に現れる黒い脅威。過去から託された遺産。邪馬台国はどうなったのか? そして、卑弥呼はどこへ消えたのか?日向子の決断は、夢の真相と邪馬台国の謎が直結する壮大な試練の幕開けだった。

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出演:なかむらはるな 妃月洋子 冨家ノリマサ 田邉涼 小森貴仁 岸原柊 伽彩璃 長島翼  渡部陽一 高井俊彦 田中要次 村田雄浩  

原作・脚本・編集:MAGUMA
脚本監修:佐藤マコト
音楽監修:宇津本直紀 / 藤とおる
撮影監督:藤田祐司
音楽:藤とおる / 葉桐新
キャスティング:清月エンターテインメント / Hizu Factory
主題歌・挿入歌:妃月洋子 共同監督:H.A.P

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