筆者の小説・詩

詩「見えざる愛」

孤独を感じたあの日々は

見えぬ恐怖に怯えてた

胸の痛みを独り占め

灯りを探す余裕もない

だけど確かにあったんだ

そこには愛があったんだ

視界を狭めて首を絞め

気づけなかっただけだった

さしのべられたその手を見つけ

肌から伝わる暖かさ

ずっと隣にあったんだ

見えざる愛があったんだ

-筆者の小説・詩