量子は、目撃された瞬間に初めて形を形成する。最も美しい実験と呼ばれた「二重スリッド実験」によって、世界がより摩訶不思議な性質で出来上がっていると確信する結果が誕生した。ゲームの世界と同じく、万物は僕やあなたが見た瞬間に物質として構築されるのだ。信じられない話かもしれないが、僕らは自分の見えている世界しか見ることはできない。感知していないだけで、後ろには虚無の世界が広がっている可能性も大いにあるだろう。
量子力学的な観点で見れば、引き寄せの法則もあながち嘘ではないのかもしれないと思えるようになる。ただし、これは魔法でもなんでもないことだけは初めに言っておく必要があるだろう。引き寄せの法則を簡単に話すと、あなたが「あの人に会いたいな」と念じていると、偶然にもその人とばったり出会うと言ったように、思考が現実化する瞬間のこと意味する。昨今は啓発本でも多く引き寄せの法則について語られており、夢と幸福を手に入れるために奔走する人々が後を絶たない。
しかし、この法則は諸刃の剣だ。よくない想像ばかりをしていれば、自ずとよくない事象が現実として襲いかかってくる。不安の9割は起こらないという話もあるが、人は偏見を持つものに自然と擦り寄っていってしまうのである。老人に偏見を持つ人は、その偏見を持っていた老人のような歳の取り方をすると、科学的な根拠も存在するくらいだ。だからこそ、念ずるならば幸せなことを想い描いた方が得だというわけだ。
先ほども言った通り、引き寄せの法則は魔法でもなんでもない。ただ思っているだけで願いが叶うのであれば、今頃世界中の人間はみんな満ち足りているはずだ。あくまでも、思考方法の一つであって、自分自身をいかに上手にコントロールするかが重要な鍵となってくる。
理想の世界を思い浮かべて気持ちを高め、その思考はやがて行動へと昇華し、失敗を臆することない絶え間なき挑戦心を燃やし続け、やがて理想をその手に掴む。引き寄せの法則は、自分自身の中に眠る真の勇気を解放する成功哲学なのだ。
良いことが至高となり頭に浮かんだ時。ためらうことなく、まずは行動に移してみること。そうすると、不思議とその波長と合う物や人と出会っていくものだ。実際、僕も現在進行形で体験中なので、あなたにもぜひお勧めしたい。
大切なことなのでもう一度話すが、悪い想像は今すぐに断ち切るべきだ。どうせ考えるのなら、少しでも幸せなビジョンを浮かべること。気持ちよくなることは何も悪いことではない。心を愛でてやることで、凝り固まった筋肉がほぐされ、見えていなかった美しい景色が認識できるようになるのだ。
何の気なしに書き始めた今日の記事は、ほぼ自動書記のように頭に浮かんだ文章を書き殴っている。正直、今日の記事はどうしようかと悩んでいたので書きあぐねていたのだが、どうにも手が止まらない。このままでは破綻しそうになるので、本日のところはここまでとしよう。あなたの人生が、より幸福で満たされますように。僕もがんばる。
それでは、また。
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