運を動かすと書いて運動と読むように、僕らは常に挑戦し続けていなければチャンスに気がつくこともないし、そもそもにおいて運と巡り会えない。多少の苦しみはあれども、今を何とか生き抜けているのであれば、それは不運ではなく幸運だ。と、僕は思うようにしている。どうせ運なんてないんだと思った瞬間、人はどうしようもなく低次元の生き方に縛り付けられてしまうからだ。悪い妥協は毒入りの飴を舐めさせ続けるようなものだ。スイーツやジャンクフードのようにえもいわれぬ美味しさを秘めた甘えは、知らない間に体や思考をどんどん蝕んでいく。そうしてやがて、自分を磨くことをやめ、這い上がる気力を無くし、夢を裏切ることにつながるのだ。
波を立てなければ、どこにも干渉することもできない。自分の求めている波長に合わせるためには、自らが動いて波を立て続ける必要がある。おそらく、運というものはそういった波のことを言うのだろう。一番の悪は行動しないこととよく聞くが、まさに本質をついた名言だ。常に平行線上で歩き続けていても意味がない。人間は一人で生きていけない社会である以上、僕らは必ず衝突して交わり波打っていく。共同体として行動を続ける他、運を味方につける術はない。
どんなに小さなことであっても、何かを成し遂げた後の心地は非常に良いものだ。その感覚を知っているにも関わらず、僕らはわざわざ不幸になる努力ばかりしている。選択する権利を所有しているのにも関わらずだ。これは非常にもったいないことだと思う。幸せになるために生まれていたのだから、より良い人生を歩むための心地よい場面を選んでいくべきなのだ。
かつては身体的エネルギーを駆使して生きていた人類は、今や精神的エネルギーに偏った生き方にパラメーターが偏っている。冒頭でもいったように、運を動かすと書いて運動と読む。つまり、今の時代だからこそ、自らの肉体を動かし足掻いていく必要があるのだ。行動すれば必ず出会いがある。出会いがあれば変化が訪れる。あとはその変化に恐れず立ち向かえるかどうかが、チャンスを掴む者と逃す者の差のように思える。
願わくば、恐れず立ち向かえる勇者でありたいものだ。
12月17日「MAGUMAバースデー&トークコンサート~35年目の僕から~」in yomihana〜宿花〜
場所:yomihana~宿花~
神戸市中央区加納町4-7-26藤嶋ビルB1時間:開場 17:30 開演 18:00
料金:3500円(1ドリンク代込み)
入場者特典:MAGUMAの歌謡曲カバーCD無料配布限定20様まで
※コンサート後も宿花でご飲食可能です。
ご予約はこちら
info@maguma-fire.comコンサート詳細
MAGUMAへの支援
※MAGUMA STUDIOSの制作する映画・映像・文章コンテンツクオリティ上昇、及び上質な物語を発信するため、どうか物品支援や投げ銭でのご協力の程よろしくお願い申し上げます。
・物品支援
MAGUMAのほしいものリスト
・投げ銭
こちらをクリック&タップ
この記事が良いと思っていただけたら、各SNSへ拡散のご協力をよろしくお願い致します。