筆者の小説・詩

詩「生き残った者達へ」

明日があると思ってた
またねと言って別れたあの日
だけど果たせぬ約束に
変わってしまった色褪せず

多くの花が舞い散った 凍てつく冬のような空へ
けれど多くも残された 心の痛みや寒さと共に

風は吹いてくそよそよと 時間と共に通り過ぎ
残った僕らに伝えてく 「また春はやってくる」
だから生きよう 生き抜こう

記憶の中に蘇る
声や笑顔はあの日のまま
それは未来へ羽ばたける
翼となっていくだろう

誰かが言っていたように 生きてこその人生だ
帰っていった者の分 背負って唄おう道標

泣いて泣いて泣き果てて 力尽きたら空を見て
何があっても止まらない 星や太陽があるから
ゆっくりと 歩き出そう

風は吹いてくそよそよと 時間と共に通り過ぎ
残った僕らに伝えてく 「また春はやってくる」

多くの命と出会うだろう 強く生きていけばいつか
そしていつかは恋もして 新たな芽吹きを迎えてく
残された僕らは 残された使命は

生きていくことだけ 幸せになることだけ

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