久方ぶりにYoutubeにカバー動画をアップロードした。待ってくれていた方がいるならば、この場を借りてお詫びを申し上げる。
沢田研二さんがセーラー服で左右に華麗なステップを踏んでいた曲といえば、間違いなくこの「ダーリング」が頭に思い浮かぶだろう。僕自身は、歌謡曲をカバーするようになってから知った曲になるが、当時はオリコンチャート一位を記録するほど大人気ナンバーとして君臨していたようだ。
とにかく熱苦しい愛の訴えが目まぐるしく展開していく楽曲。繊細な恋心を勢いで全力投球する歌詞とメロディー。これぞ、美しき矛盾から生まれたサウンドだ。男らしい歌ではなく、女々しい歌として仕上がっており、沢田研二さんの色にピッタリとハマっている。
昨今の時代では、ストレートに愛を伝える行為は珍しいような気もする。どこか抽象的で、どこか格好をつけたがるような風潮だ。一見、いかしたアプローチに見えなくもないが、実は遠回しになってしまう挙句、相手に伝わらずに終わってしまうケースにもなりかねない。だからこそ、沢田研二さんのダーリングという楽曲のシンプルさに希少価値を感じてしまう。
他の人のところへ行かないで、頼むから俺のいうことをきいてくれ。チャンスをくれ。
ダイレクトに愛を語るのは、痛いことでも情けないことでもなく、至極真っ当な求愛行動なのだろう。まぁ、なかなかこれができないわけだが。是非とも、Youtubeで聴いてほしい。あわよくば、チャンネル登録と拡散。また、LINE公式アカウントへ登録し、実際のコンサートにも足を運んでもらえると幸いだ。
それでは、また。
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