答えを見ないふりをしている人だけが、この世界では長く生き続けられるのだと思う。
あくなき探究心が情熱になって、情熱がある限り、人の心は老いることはないと聞いたことがある。まったくもってその通りだと思うし、実感としても理解できるものがある。
だから、僕たちは半ば強引に、わかっていることであっても「わからないふり」を繰り返して、探究心という都合のいい言葉を使って「夢」「挑戦」という華やかな舞台に立とうとしているんじゃないかな。そうでないと、この世界は本当につまらないものになってしまうから。
地球のこと、宇宙のこと、それらすべての真実を知るとはまったく違う話だけど、少なくとも、なんとなく、「ああ、こんなものなのか」と、良き未来も悪い未来も予測できて、その先にある自分の気持ちがわかってしまうと、あまりよろしくないんだなぁと最近思った次第です。
現実も幻想も、ある程度の余白がないと、僕らが生きていけない存在なのかもしれません。
MAGUMA
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