どうも、MAGUMAです。
歌手・作詞家・脚本家、その他もろもろ
いろいろなエンターテインメントを作り活動しています。
愚痴は精神的に毒です。
言えばスッキリするタイプもいるかもしれませんが、自分はそうではないことがわかってから口にすることは少なくなってきました。あともう一つ、辞めるに至った理由がありますので、今日はそれをお話ししますね。
僕が愚痴を言わなくなった理由を話します
愚痴を言えばストレス解消!ほとんどの人がそう捉えているみたいですが、でも実のところ、まったくの逆だそうです。愚痴は言えば言うほど、ストレスが蓄積されていくものなんです。これは医学的にも根拠のあるお話なので、是非とも参考にしていただければと思います。
僕は昔、よく愚痴をこぼしている方でした。
音楽的な同業者の中には、他人のステージングだったり歌唱力のことを裏でこそこそののしあったり批評したりする人たちが多くいます。僕もそんな劣悪な環境にいたことは確かで、その場の空気に流されたりすることもしばしばありましたことを白状した上で話を進めます。
愚痴をやめた一つ目の理由としては、そんな他人を批評したりしている暇があったら、自分の時間を有効的に使いたいと感じたから。そして、そんな愚痴を言い合っているチームと一緒にいるだけで、自分も同じような人間だと思われたくないと感じたからです。
粗を見つけることは簡単ですが、良いところを見つけるのは自分のことでも難関です。でも、どうせ時間を使うなら、人のいいところを話す方がいいと思いました。
そこにプラスして、愚痴を発することによって起こる医学的な弊害を知り、
愚痴という行為により違和感を覚える要因となったのです。
言うことによって、ドーパミンで快楽を得られるそうなのですが、同時にコルチゾールやアドレナリンといったストレスホルモンまで分泌されていくそうです。これらは学習能力や記憶力低下にとどまらず、心疾患のリスクまであげることに。
悪口・愚痴を言う人がその行為をやめられないのにも理由があって、その理由というものが、先述したドーパミンという物質が原因です。言うたびにドーパミンが分泌され、その場だけは気持ちのいい気分になることができる。ただし、これに持続性はまったくありません。しかし不思議なもので、脳はその一瞬の気持ちよさをしっかり記憶していきます。つまり、愚痴や悪口を何度も発信し続ける人は、脳に「悪口=気持ちいい」と覚えさせているからです。
おまけに、愚痴・悪口は、将来の認知症のリスクまで引き上げてしまうそうです。
東フィンランド大学の研究で、心理学界で有名なものがあります。世間や他人に対する皮肉・批判度の高い人は認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍も高い結果になったそうです。その批判的な発言が多い人ほど、死亡率は高まる傾向にあったという……こんな話を聞くと、余計に批判的なことを言いたくなくなってしまいますよね。
そもそもにおいて、愚痴や悪口を発信することによって楽になる(正確には楽になった気分になれる)のは自分だけであり、それらの発言は聞いている周囲の人にまでストレスを伝染させています。
つまり、それなりの責任が伴ってくるということですね。口は災いの元とはよく言ったものです。
しかしながら、一切合切、愚痴をこぼしてはいけない!という話でもなく、言うのであれば「一日一回」に止めよとのこと。自分の中に押し殺すこともストレスの原因ですから仕方のないことですね。肝心なのは、何度も発言することによって、愚痴や悪口が気持ちいいことだと脳に覚えさせないようにすることです。
自己肯定感の低い人ほど他人の悪口を言うことも多くの方が説かれています。
その反対に、ポジティブな人は自己肯定感が高い人……「自分を褒める」ことがしっかりできているため、他人を批判する必要もないわけです。自分を高め、相手とのギャップを埋めることが肝心みたいですね。なので、普段から愚痴をこぼす傾向が強い方は、まずは自分を褒めてあげるところから始めてあげるといいかもしれません。
以上のようなことから、僕は愚痴をこぼすことが極端に少なくなりました。まだまだ修行は足りませんが、上記のようなリスク以上に、自分をもっと大切にしたいと思えるようになったからです。
意識=自分です。
だから、意識を失ってはいけません。
みんなでストレスフリーで明るい世界を作っていこうじゃあ〜りませんかっ。
今回の記事が、何かしらの参考になっていたら幸いです。一緒に顔晴りましょう〜。
それでは今日はこの辺で。