永遠に残るモノが美しいわけじゃない。だけれどそれは、物質的な価値に限定される考え方だな〜と思う。
僕らを含めて、形あるものは時間と共に朽ちていく。その経過が、時に芸術になって、褪せていくその姿に美しさを感じることがある。でも、それが種の繁栄であったりと、エゴイスティックなものが絡み始めると歪になる。
日本が特に素晴らしいのは、物質的なものではなくて、精神性という見えない一本の柱が絶えず立ち続けているところにある。
心で感じるすべての事象が、不滅の価値として残り続けていると僕は思う。それは、物質では表現しきれない美しすぎるモノ。だから、表現者や芸術家は、持てるセンスを最大限に活かしながら、心で感じ取ったモノを作品として世の中に残していく。その”不完全さ”が、実に僕らの世界らしさを醸し出していて、物質としての美しさを演出しているのかも。
目に見える形で残していくことも大事なことだけれど、本当に残さなければならないのは、精神性ではないかな。
ひとつ伝え方を間違えると形を歪めてしまう脆さはあるけれど、魂の部分で共有できる価値でなければ、後世に残していくのは大変なことではないかな〜と、齢36の男は思うのでした。
MAGUMA
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