聖地巡礼 "邪馬台国連合を一望"「王寺町明神山」へ行ってきた

映画「THE HIMIKO LEGEND OF YAMATAIKOKU」のYoutube企画。今回訪れたのは奈良県王寺町に鎮座する「明神山」だ。

標高273.6ｍ。360°の大パノラマが開けた山頂は絶景の一言。麓はベッドタウンとなっており、近隣住民も気軽に散歩に利用できる丁度いい距離感だ。なんと、山頂では５つの世界遺産を目にすることができ、大阪府側は百舌鳥・古市古墳群。あべのハルカス。そして神戸の明石海峡大橋も見渡せる。

そう、この山に行けば、奈良・大阪・神戸と３府県を見ることができるのだ。僕がタイトルに”邪馬台国連合国を一望”と書いた理由はここにある。連合国は西日本一帯にあったとされていることから、卑弥呼の撮影でこの場所を使わせていただけたことは非常に感慨深いものがあった。撮影当時は明け方の３：００から開門していただくなど、頭が上がらないほど多大なる貢献をしてくださった王寺町役場の皆様に、この場をお借りして感謝の言葉を申し上げたい。

奈良県景観遺産に登録されている明神山は、かつて大和と河内を結ぶ「送迎道（ひるめみち）」もあったらしい。

1830年に神社ができた。その名前は送迎（ひるめ）神社で、伊勢を望んだ往還（送迎）の道として建てられ、送迎大神宮と名付けられたようだ。実は、映画「THE HIMIKO LEGEND OF YAMATAIKOKU」で取り上げた卑弥呼天照大神（あまてらすおおみかみ）説にも繋がりがある。なんと「大日孁貴神（おおひるめのむちのかみ）」は、天照大神の別称なのだ。

残念ながら郡山藩によって1831年（天保2年）5月に「送迎太神宮は伊勢神宮の偽物だ」として、送迎大神宮は廃社、焼き払われているが、どこか深いご縁のようなものを感じた次第だ。明神山で撮影できたことを誇りに思っている。

明神山との出会いが奇跡であったことは、本作をご鑑賞いただくとどなたでも理解できるほど素晴らしいロケーションだったことは間違いない。２０２３年１２月。どうかお楽しみにお待ちくださるよう、よろしくお願い申し上げる。引き続き、映画「THE HIMIKO」チャンネルもご視聴いただきたい。

それでは、また。

チャンネル登録、グッドボタン、高評価、コメントもどうぞよろしく。

卑弥呼の映画が「日本神話」と「邪馬台国畿内説」を軸に奈良を舞台に誕生！2023年12月。空白の歴史浪漫ファンタジーが日本から解き放たれる。

映画『THE HIMIKO LEGEND OF YAMATAIKOKU』

【Story】やりたいことがわからない普通の大学生「神宮司　日向子（じんぐうじ　ひなこ）」は、進路と卒業論文が決まらず頭を抱えていた。幼馴染の「吉岡　刃（よしおか　じん）」の提案により、幼い頃から見続けている「卑弥呼の夢」を論文にテーマに決めた日向子。教授「天野　照一（あまの　しょういち）」協力のもと、日本史最大の謎「卑弥呼と邪馬台国」について研究に取り組むことになる。「この闇深い空白の歴史を、俺と一緒に探求する勇気はあるか？」現実世界に現れる黒い脅威。過去から託された遺産。邪馬台国はどうなったのか？　そして、卑弥呼はどこへ消えたのか？日向子の決断は、夢の真相と邪馬台国の謎が直結する壮大な試練の幕開けだった。

出演：なかむらはるな　妃月洋子　冨家ノリマサ田邉涼　小森貴仁　岸原柊　伽彩璃　長島翼　渡部陽一　高井俊彦　田中要次　村田雄浩　　

原作・脚本・編集：MAGUMA
脚本監修：佐藤マコト
音楽監修：宇津本直紀 / 藤とおる
撮影監督：藤田祐司
音楽：藤とおる / 葉桐新
キャスティング：清月エンターテインメント / Hizu Factory
主題歌・挿入歌：妃月洋子共同監督：H.A.P