どうも、MAGUMAです。
歌手・作詞家・脚本家、その他もろもろ
いろいろなエンターテインメントを作り活動しています。
インターネットゲームにおける、クレクレ君ってご存知ですか?
自分で何の努力もせずに、レア武器や最強アイテムを人から貰おうとする人の総称です。
今日はそんなクレクレ君から学んだことをお話しします。
ネトゲのクレクレ君から学んだことを話します
今、電子書籍出版に向けた書き写しの作業をやっています。これは自分の作品ではなく人の作品で、かつデータではなく紙媒体でしか記録がないものなので、校正も含めて紙を見ながらデータに書き起こしています。
ちなみに、今までこんな作業は微塵もやったことがありません。それはフォトショも然り、イラレも然り、CDを作ることだって最初は想定もしていなかったことばかりです。
”わからなかったら人に聞く”という考えはもちろんそうだとは思いつつも、聞く前にまずは自分でやる派な僕は、自力でやり方を調べ、荒削りでもやってみるところから始めます。これは良いことの反面、人への頼り方がわからなくなってしまっていて、今はコミュニケーション的なことと奮闘中であります。
なんで自分で背負い込むようになったんだっけ?
ふとそう考えた時に、昔どっぷり浸かっていたインターネットゲームを思い出しました。
MMORPGという、ネットで繋がった各地のプレイヤーと一緒に冒険してゆくタイプのゲームが大好きで、中学登校拒否時代から高校生にかけて廃人レベルでやっていました。途中、我に帰って廃人から抜け出すことができたのですが、まぁその話はまた追い追い…。
ネトゲなので、やはりいろんな年齢層や性格の方がたくさんいらっしゃります。
人のことは言えませんが、中にもやはりコミュニティー障害を抱えてる方もいらっしゃって、冒頭でも話したような、自分でレベルを上げたりお金を貯めたりせず、すぐ他のプレイヤーに装備やアイテムをねだる人をよく見てきました。俗にいうクレクレ君問題はその頃もよく争いの元となっていたように思います。リアルでダメな人間はインターネットでもだめなんだと、僕も思い知った時期です。
掲示板だったりチャットでクレクレ君が説教を受けてるのを見て、他人ながらも「うわ〜こんな風になるのは嫌だなぁ〜」と嫌悪感を抱いたのを今でも覚えています。
「まずは自分で調べなさい」
言い方の種類はあれど、結論として、そのクレクレ君がよく受けていた説教はこの一言に集約されていました。お金の貯め方がわからないことも、レベルの上げ方がわからないことも、答えは全てインターネットに転がっているのです。
その頃から、少しずつですが、自分でまず調べていく癖がついていきました。
と言っても、僕は人よりかなり動きが遅いので長らくかかりましたが。
それが次第に進化していき、ようやく今のような状態になれたというわけです。完璧というわけではありませんが。やれることが増えていくのは嬉しいことですね。やりたいことしかやりませんけど。
で、今やっている電子書籍の書き写し作業ですが、この仕事のおかげで、電子書籍をセルフ出版するための知識や使うソフトのことを知れたり、知らない漢字の読み方も知ることができて良い勉強になっています。
一つの情報から、幾重にも可能性が広がっていくんですね。
今日もありがとうございました。
みんなはクレクレ君に成らないように。
それでは今日はこの辺で。