ありがとう、くららべーかりー。

本日は、代表の石倉さんの根強いラブコールにようやくお応えすることができ、くららべーかりーさん主催のコンサートにてパフォーマンスをしてきた。ちなみにくららべーかりーさんは、障害を持った方々と手を組んで、一緒にパンを作って販売をするという活動をされているNPOネットワークながた「くららとさくら」の営む事業の一つだ。昔から父のリピート山中との活動や、ソロでは風月堂のイベントで招待していただくなど、何かとお世話になっていた団体である。

ご来場いただいてからさっそく元気な皆様の歓迎の声が連発し、開演前からとても和やかな空気が出来上がっていた。かなり久しぶりだったはずなのだが、みんな僕のことをしっかり覚えてくれていて、架空のアニソンも一緒に口を揃えて歌ってくれたり振り付けをやってくれたりと、しっかりと予習復習まで行ってくれていて大変感動した。オリジナルの内輪も作ってくれていたり、とにかく終始ウェルカムな状態。どうやらよく僕のCDを流して聴いてくれているそうで、ずっと今回のコンサートが実現することを心待ちにしてくれていたようだった。初めから暖まっている状態からスタートできたため、歌手としてこれほど歌いやすい空気はなかなかないと感じた。くららの仲間たちのエネルギー、恐るべしだ。

人から求められることはとてもありがたいことだ。僕も歌を生業とするからには、やはり、何かしらの価値を皆様に持って帰っていただかなくてはならないと思っている。幸せの本質は常に己の中に眠っていること。勇気や力もすでに持っていることを少しでも知ってもらいたい。そして、仲間や家族、大切な人たちとの愛はずっと大事にしてもらいたい。そんなメッセージを伝えるべく、精一杯お話しして歌わせていただいた。僕自身もまだまだ道半ばでいろんなことに悩んだり苦しんだりしているひとりの人間だ。だからこそ、人の痛みは誰よりも共感できし、共に走ってゆくことだできる。今回の催しも、そんな僕の力でひとりでも幸福で満ち足りた人生を歩むキッカケを持ち帰ってくれたらと願って努めさせていただいた次第である。

くららべーかりーさんではパン作りの体験も行っているそうな。親切丁寧に教えてくれるみたいなので、興味のある方は是非とも遊びに行ってみてほしい。僕も一度、パンを作りに行ってみようと思っている。その際、くららの熱い仲間たちがしっかりと教えてくれるそうなので、今からとても楽しみである。くららべーかりーさんには、いつまでも仲間との絆を結び続ける素晴らしい家族であってほしいと思った。

改めて、僕を歓迎してくれてありがとうございました。メジャーデビューの際には、また新曲を披露したいと思います。その時はまた呼んでくださいね。

PS:パンのヒーローの曲も作ろう。

それでは、また。

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