滞っていた懐メロカバーを再開。今回は、エンターテイナーとしての郷ひろみのターニングポイントと言われている楽曲「お嫁サンバ」をカバー。軽快なリズムに乗せて、若さを故の可能性を捨て行く女性を止める男性のテーマ。君はまだ美しいんだから、たった一人の男のものにならないでと、切実な思いを明るいメロディーに溶け込ませている。
郷ひろみさんもはじめはこの曲を躊躇し、コンサートなどで歌うことが少なかったようだ。しかし、しばらくヒット作が出ずに苦悩していたところ、「僕には1、2、3バしかないんだ」と、当初否定していたフレーズにどこかで吹っ切れたようで、その結果「GOLD FINGER'99」の大ヒットに繋がったという。お嫁サンバの最後のフレーズを否定したままだと、「アーチーチーアーチー」など到底歌えなかっただろう。そう言った意味で、郷さんにとってのターニングポイントとして想い入れの深い楽曲として君臨している。
郷さんの独特な歌声と強力な安定感の凄さは、カバーしてみることで初めて難しいこと曲だと理解できる。明るいながらも悲しさと必死さを訴える歌詞に加え陽気なダンスまであるのだから、行ったり来たりと気持ちが振り回されるような感覚に陥る。
僕ならではのお嫁サンバ。是非とも聴いていただきたい。チャンネル登録・グッドボタン・コメント・シェアをどうぞよろしく。
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