いつも「美味しいな」と思って口にしている食べ物が「なんか美味しくなくなった」ときって、ちょっとした危険サインなのかもと思う。
昔お酒を飲んでいたときのこと。腹の底から面白くない会だったからか、いつもならいい感じに酔いが回って饒舌になっているところ、まったく酔えなくて苦行を強いられているような感覚になったことがある。美味しさをカケラも感じることができなかったんです。
原因自分論というか、他にどういう言い回しがあるかわからないけれど、今言ったような経験をすると、この世界の事象の認知は、本人次第なんだなと改めて感じてる。いいと思えばいいのだろうし、悪いと思えばどれだけいいことでも悪となる。ポジティブに言えば、すべて自分が舵をとれる。ネガティブに言えば、ずっとずっと不幸のままで生きることもできるということ。
僕はずっと不器用なままで生き続けると思うから、認知の壁に延々と振り回され続けて生涯を終えると思う。それがわかっているからこそ、エンターテインメントの世界でしか生きられない思考回路になってしまったのかも。売れるか、売れないかはさておいて、頭の中のものを作品として形にしていく作業なら、どれだけ悲しく苦しい気持ちであっても、アウトプット次第で喜劇へ変換することが可能だから。そんな容易いことではないけれども。
今日もまた、生きている。生きている以上、生きている人たちへ、発信を続けていくのみ。この世界のすべての命に役割があるとしたら、おそらく、僕はそういった発信をすることだけが役割だと思う。それ以外に、もうやれることが思い浮かばないしね。
今日は久しぶりに、焼きそばUFOのバーレルをたらふく食べてみた。美味しかった。
MAGUMA
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