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空想アニメ「村人A ー ムラビト・エース ー」

どうも、MAGUMAです。
歌手・作詞家・脚本家、その他もろもろ
いろいろなエンターテインメントを作り活動しています。

本日はどこにも放送されていないTVアニメ「村人Aームラビト・エースー」をご紹介します。

空想アニメ「村人Aームラビト・エースー」

あらすじ

これは、何者でもない者が、何者かになるまでの壮大な物語である。その世界では、魔王は一人ではない。魔王同士の覇権争いに巻き込まれた異世界「ラヴィ」は、いまだ多くの紛争に見舞われている。その中で、数々の勇者…主人公たちが立ち上がり、悪の根源を根絶やしにするために奮闘していた。そんな世界で生きる5人の村人たちは、そんな勇者たちに憧れを抱いていた。しかし、特殊能力もなければ勇気、そして剣も魔法もろくに知らない。「それでも世界を救いたい」平和を取り戻したいという気持ちは人一倍強かったのである。5人で力を合わせれば、主人公にだってなれる。一人でできないことだって、5人が揃えば叶えられる。見よう見まねの勇者一団を結成し、村人5人を乗せたキャラバンは、それぞれのコンプレックスと戦いながら、戦乱の世へと身を投じてゆく。「エイダン」「バージル」「キャリー」「ドロシー」「エドガー」5人の村人は、無事に魔王を倒し、栄光の座を手に入れることはできるのか?異世界版戦隊活劇が感動の火蓋を切り、新たな異世界譚を世界へ解き放つ!

この作品について

これを想像するに至った経緯や細かな設定などを公開。

エイダン

スタッツ村の若き青年。両親の畑仕事をサボっては、木刀を携え、剣技の訓練に励んでいた。書物や噂で囁かれる勇者という存在に憧れを抱いており、各魔王たちの統一戦争に怯えながら、村で穏やかに過ごすことに嫌気がさしていた。次は自分が世界を救いたい。そんな想いが募り、魔王討伐に向けて村を抜け出すことを決意する。村一番の情熱家だが、向こう水な性格が祟り、問題児でもある。「自分は剣士だ!」と豪語するが、ちゃんとした指導は受けていない。

バージル

スタッツ村の臆病者。幼い頃よりエイダンに振り回されて育ったせいか、自分で決断のできない性格となってしまった。うちには力強い勇気を秘めているが、本人はまだ気づいていない。母親は病で他界しており、父親は先祖代々受け継ぐ、新たな魔術を構築する”魔法解明学者”として仕事をしている。そんな家系もあってか、知識の豊富さと頭の良さは村の中で突出している。エイダンに言われるがまま、村を抜け出し、危険な世界へと旅立つ。エイダンに「お前は魔法使いだ!」と任命されるが、魔法は使えない。

キャリー

スタッツ村の自由人。酒場の看板娘としていつも元気に振る舞っている。両親の酒場で接客業を務めてきたおかげか、人並み以上に洞察力が優れている。天真爛漫な性格はしばしばエイダンとぶつかることもあり、よくバージルをかばっては言い争っている。エイダンの見張り役として、魔王討伐の旅に同行する。エイダンから「お前は弓の射手だ!」と任命されるが、弓は使えない。

ドロシー

スタッツ村のお嬢様。村長の娘であり、その優美な立居振る舞いからは、とても小さな村の娘だとは思わせない不思議な魅力を放ち、男たちから「神の贈り物」と言われている。おっとりとしている傍ら好奇心旺盛な性格で、魔王討伐のお話を聞きつけ、誘われてもいないのに旅に同行する。厳格な両親の束縛から離れたいのが主な理由らしく、権力を行使し、旅に必要なものをすべて用意する。エイダンから「お前はヒーラーだ!」と任命されるが、癒しの術の知識はない。

エドガー

スタッツ村の巨漢。性格は非常に穏やかで親思いの心優しい青年。木こりの父の手伝いをよくしており、筋力が秀でている。しかし、村の中では貧困層であり、常に生活に苦しんでいる。いつかは巨大な富を得て、両親を助けてやりたいという密かな夢を持っている。魔王討伐により、栄光と名誉を手にすることを目的に、冒険に参加する。エイダンから「お前は格闘家だ!」と任命されるが、格闘術の知識はない。

異世界「ラヴィ」について

剣と魔法が救済と争いを生み出す異世界。我こそが魔王と名乗る悪が多数存在しており、各地で覇権争いが勃発している。同様に、その闇を絶つべく立ち上がった勇者たちも存在する。光と闇の戦争は途絶えることはなく、善と悪、様々な正義がそれぞれの者の胸を打ち、日々、新たな勇者と魔王が誕生している。

誕生の経緯

何者でもない者が、何者かになる物語。
これは、価値のない人間なんていないというメッセージを込めた作品です。

あと、もともとファンタジーが大好物だったので考えました。

ファンタジー世界で取り沙汰されるのは勇者・魔王というキャラ付けされた人物がほとんどであり、隅にいる本当の脇役に脚光が当たることはほぼありません。

この5人の村人は、スポットライトを当ててもらうのではなく、自分から当たりにいく人物たちです。

特に僕は芸能ごとをやっているのもあり、自分の意思で光に飛び込んで行かないと誰にも観てもらえないという厳しい現実があることをよく知っています。でもだからと言って、自分たちが”無価値”だというわけではありません。

自分が持っている価値を全力で曝け出していく馬鹿正直な奴らの姿を想像しました。

この作品を観ることで、勇気を持てる人間が世界中に増えればいいなと思っております。(このTVアニメの放送予定はありません)

皆様がよく見る村人Aたちの活躍を、またTVでご覧いただける機会が来るように……

それでは今日はこの辺で。

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