体の一部であっても、必ず「役割」を与えてやらないと、不思議とその部分は著しく退化していく。
声なんかは、それが顕著に現れる部位の一つ。ほんの1週間話さないだけで「話す必要がない」と誤認してしまうのか、瞬く間に声の出が悪くなってしまう。足の筋肉もそう。歩かない生活を続けていたら「歩く必要がない」と認識し、筋力が低下していく。
これは人間ひとりの扱いであってもそうなる。誰からも頼られなければ、「頼られる必要がない」と認識して、その人はどんどんどんどん気力を失い、貢献しようという利他の精神がなくなっていく。頼られない=認識されていないということになるため、自分一人が動いたところで誰からも感謝されないと思い込んでしまうのです。
誰にだって役割がある。役割があるから、僕らはこの世界に生まれてきている。いつだって、その役割を見失うのは本人なんだ。もちろん、周囲の人間の心遣いも大事だけれど、他人に振り回されれないように、軸足を鍛えることも必要だと思う。
軸は自分という人間を支える役割がある。根本的な事実に気がついてあげないと、軸だって「必要がない」と思い込んだら、軸として機能しなくなる。
森羅万象、あらゆるものに役割がある。まずはそこを理解しないと、世界はどんどんつまらないものになっていくんじゃないかな。と、僕は思う。
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