ご縁があって、
伺って参りました。
一点ものの高級服をオーダーメイドで提供する
オートクチュールのお店です。
以前、僕も出演した「生命の王」というお芝居でも、
コスタブランカさんが提供くださった衣装を着用させていただきました。
高級感、そんな言葉で表現するのは浅いかもしれませんが、
山本先生のこだわっている”本物”を追求した衣類は美しいものばかりです。
衣食住という言葉がある通り、衣の部分ともしっかりと向き合って、
ステージだけにとどまらず、日常から演出していくことも大事なのかもしれません。
自分のためだけに仕立てていただいた服を着ると、やはり気分も変わります。
いくら中身が大切だとはいえども、やはり人は外見から入るので、
僕も日頃から意識していかないとな〜と勉強になりました。
あと、一流で活躍されている方々の会話も注目ポイントでした。
下品ではないことはもちろんですが、一般ではどうしても
愚痴だったりなんだったりと他愛も無い会話がほとんどです。
でも、レベルの高いラインでお仕事をされている方は、
会話の重きが”知識の共有”になっていました。
自分が学んだ知識を、他の人にも共有する。
そして一方も、その知識を得て別の知識を提供する。
この知識のキャッチボールが、聞いてるだけでも面白いし、
何よりも、美しさを感じました。
同時に、あの時、会話に参加できなかった自分が悔しくもなりました。
本を読んでいるにもかかわらず、しっかりと貯蓄している学びを言語化する
訓練がまだまだ足りていない。
学んだことは独り占めにせず、ちゃんと周りにも伝えることが大事で、
そうすることによって人は初めて知識が頭に刻み込まれるもの。
インプットとアウトプットの重要さを再確認しました。
僕は今、ステージはお休みしていますが、
再開する時は、是非とも山本先生に衣装をお借りしたいものです。
もっと一流の空気を吸わなくては! そう、奮い立った一日でした。
山本先生、ありがとうございました。