筆者の思想

宇宙の根源的エネルギー”気”は万物を動かす

不思議なもので、新品の機械であったとしても、使わなければまったく作動しなくなってしまう。同じく真新しい建造物でも、人の気が通らないと電気も水道も動きにくくなるという。それほどまでに、気というものは万物にエネルギーを供給する絶大なる存在なのだろう。

一度、錆びついた状態から元に戻すのは大変なことかもしれない。だが、上述したような新しさを持った需要のあるモノであったり能力たちを、使わないままで錆びつかせるのは非常にもったいないことだ。昨日の記事で書いたように、怠けて日々をやり過ごすのか、全力でその瞬間を生きるのかと同じだ。使わずに動かなくなるよりも、極限まで使い尽くして動かなくなる方が幾分が心地が良いものだろう。

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気といっても、天気予報もそうだし、気質や自己探究などの啓発的な意味合いから様々だ。宇宙から与えられた根源的なエネルギーだとも言われており、物質の基本構造で、すべての出来事は気の動きによって変化するらしい。その他、格闘技や医療まで、あらゆる分野で扱われている要素だ。

僕にも錆びつきかけていたものがあった。しかし、放置していたものは失くすにはもったいないほどアイデンティティに等しいものだった。人は迷ったり苦しんでいるときほど、目の前の価値が見えなくなってしまうものだ。まさに、気を失っていたのである。今となってその価値を再確認した僕は、慌てて錆を落とすべく研磨し、軌道修正を測っているところである。

すると、以前では気が付かなかった綻びがあることに気がついた。気がつくというよりも、気がついていたけど手を施していなかった部分だ。時間をおいたことによって、アイデンティティを磨き上げるための大切な思考をも取り返すことができたようだ。気を取り直すとは、きっとこういった現象のことを言うのかもしれない。僕は、失っていた気を取り戻している最中なのだ。

話が逸れたような気がするが、つまり何が言いたいのかというと、自らが錆びつかせてしまったアイデンティティの価値を知ったことによって、気の素晴らしい働きにも気がつけたということである。

気とは意識。意識をしっかり持つと言うことは、気を確かに持つということ。結局、僕らがエゴに振り回されてしまうのは、気というエネルギーをぞんざいに扱っているからなのだろう。

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