無人販売店が多くなってきた。餃子も然り、ちょこざっぷも然り、いかに人件費を削減して店舗を経営できるかが巧妙に考え抜かれている。一昔前であれば、無人野菜販売店くらいでしかそんな場所は聞いたことがなかった。当時は野菜の前に置かれている木の賽銭箱のようなものを見ながら、セキュリティもなしで「盗まれないものか」とよく心配していたものだが、現実はどうだったのだろう？
僕らの思考は現実にすることができる。引き寄せの法則と同じくして、思ったことは必ず叶えることができるという普遍のエネルギーが存在する。とは言ってもスピリチュアル系な話ではなく、思考法をフル活用することによって、夢で熱く燃え上がった思考を行動に移し、願望実現に向けて舵を切る一歩を踏み出せるという話だ。
当たり前の話だが、考えているだけでは物事は何も進まない。そんな都合の良い引き寄せの法則があるのなら、この地球に住んでいるすべての命が大成功を収めているだろう。
失敗を恐れる僕らは、良いアイデアが浮かんでも重い腰を上げることができない。だが、僕らが頭の中で考えている様々な不安は、実はほとんど起こらないものばかりなのだ。本当に脳内で巡らせなければならないのはポジティブな願望だけでいい。過ちを犯したことがあるにせよ、過去を変えることは不可能だ。今ここでどうすれば幸せに生きることができるのか。そして未来に向けて、どう歩んでいけばいいのかだけを考えていればいい。
冒頭で書いたように、無人販売店も、どうすれば人を使わずに店を切り盛りできるのかを徹底的に追求して実現に漕ぎ着けている。これはひとえに、彼ら彼女らが夢の実現に向けた思考を延々と繰り返していたからに過ぎない。つまり、思考を現実化するために行動し続けていたのである。願望実現に向けて邁進している人間には、ネガティブなことを考えている余裕などないのだ。
幸か不幸か、人間の言葉には不思議と魂が込められているもの。成功すると言い続ければ必ず成功するし、無理だと言い続けていれば一生無理のままだ。言葉は自分自身のメンタルに深く影響するため、普段の発言内容も気にした方がいいのかもしれない。それもこれも、思考をポジティブな内容に変えることによって実現可能だ。
この世は僕とあなたが作り出した創造物である。だからこそ、僕らは自由に世界を作り変えることができる。そのコツを掴み取り、お互いの目標を現実のものにし、新世界へと旅立とうではないか。僕の夢は必ず叶う。もちろん、あなたの夢も必ず叶う。地球で生きている限り。幸せの切符は、みんなに配られた平等的な特権なのだから。
それでは、また。
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