MAGUMA

あなたの胸に物語を届けるストーリーテラーです。歌手・作家・映画監督・役者として活動しています。歌謡曲の歌手としてメジャーデビュー。自分で勝手にアニメソングを作って唄う「架空のアニソンシンガー」もやっています。Youtubeチャンネルの登録、よろしくお願い致します。

筆者の小説・詩

詩「電車の夢 No.2」

2022/8/3  

1トントラックのように 後方車両が剥き出しとなっている 電車は見たことがない 夢であるにもかかわらず 私はそう突っ込まざるを得なかった 「まがいもの駅」という 得体の知れない駅にいた私は 誰に言われる ...

筆者の小説・詩

詩「偽物」

2022/8/3  

覗けばみんなが笑う 中には例外もいるが 大抵の場合はみんな笑う ここにいた証を残すことに 躍起になって笑っている 待ち受けているものが無であるならば そんな爪痕はなんの肥やしにもならない むしろ無を恐 ...

筆者の小説・詩

詩「電車の夢 No.1」

2022/8/3  

ここにいると眠くなる あの寝床ですら眠れないのに 騒音祭りで定評のある この早い乗り物の中では なぜか眠くなってしまう いや、そんなことはどうでもいい 近頃よく「電車」の夢を見る 一つは、見覚えのある ...

筆者の小説・詩

詩「観察対象」

2022/1/28  

今日も見ているな? 怪しげなライトはさながら取調室にいるような そんな鬱々とした気分を彷彿とさせる 察するに、私が、或いは私たちが 何かバカをしでかさないか観察しているのだろう 特段とんでもないことを ...

筆者の小説・詩

詩「支配」

2022/8/3  

自分の考えなど存在しない 名も知らぬ作者によって 勝手に登場人物にさせられ 姿形を捉えることのできない観客たちに向かって 途方もない時間の中 歌い続けているような気がする 望んでもいない舞台の上で 今 ...

筆者の小説・詩

詩「星の踊り子」

2022/8/3  

炎のように怒り 水のように優しい 太陽のように明るく 月のように美しい 海のように穏やかに 山のようにたくましい 風のようにしなやかに 雨のように涙する 我らは掌という舞台の上で 命で勝手な表現をして ...

筆者の小説・詩

詩「そこにある」

2022/8/3  

脈打つ鼓動がどくどくと 太鼓の躍動思わせて 焦る心境うらはらに ぼーっと虚空をうつろいだ だけど隣で君は言う 「綺麗な緑」と君が言う 雄々しく茂った木々の葉は ずっと根を張りそこにいた いつもいつもの ...

筆者の小説・詩

詩「見えざる愛」

2022/8/3  

孤独を感じたあの日々は 見えぬ恐怖に怯えてた 胸の痛みを独り占め 灯りを探す余裕もない だけど確かにあったんだ そこには愛があったんだ 視界を狭めて首を絞め 気づけなかっただけだった さしのべられたそ ...

筆者の小説・詩

詩「雨が好き」

2022/8/3  

雨粒どもを凌ぐための いまだに進化のない原始的な道具を いつまで使い続けるのだろう 雨なんか嫌いだ 人は皆そう言う 己の気分を害すからと 人は皆そう言う だが私は雨が好きだ この上なく雨が好きだ 正確 ...

筆者の活動

ドラマの脚本制作と出演のお話

2022/10/27  

MAGUMAです。 今日もお越しくださりありがとうございます。 実はここ数ヶ月の間に、ドラマの脚本制作と、 キャストとしてのお仕事をやってまいりました。 AllPieceでも個人でもお世話になっている ...